8月例祭「山鹿燈籠祭」で知られる、景行天皇を祀る神社
山鹿市の中心部に鎮座する大宮神社。今から約2000年前に第十二代景行天皇が九州を巡行した際、ここに行宮(仮の御所)を置いたと言われ、その跡地に創建したと伝わる。御祭神は景行天皇で、古くから地域の産土大神として篤く信仰を集めている。毎年8月15・16日に行われる九州屈指の夏祭り「山鹿灯籠まつり」も大宮神社の例祭が起源となっており、室町時代から約600年続く「上がり燈籠」をはじめ、たいまつ行列、千人燈籠踊り、花火大会など様々な神事、行事が行われる。境内には、毎年新たに奉納された山鹿燈籠を保存展示する燈籠殿をはじめ、その数が九州一とされる猿田彦大神石碑群、無病息災の鳥居くぐりなど多くの見所もある。

