全国的にも知られる装飾古墳
チブサン古墳は、今から約1500年前の古墳時代後期(6世紀)に造られたとされる、墳丘長44mの前方後円墳。複室の横穴式石室をもち、後室の石棺に描かれた壁画が有名だ。壁画は赤、白、黒の三色で、丸や三角、菱形などの図が描かれており、二つ並んだ円が女性の乳房に見えることから「チブサン」という名がついたそう。保存状態が非常に良好で、熊本はもとより日本の装飾古墳を代表する古墳のひとつとして、1922(大正11)年に国の史跡に指定されている。事前に申し込みをすれば山鹿市立博物館の開館日に石室内部の見学が可能。オブサン古墳は、チブサン古墳の北西約200mに位置する直径約22m、高さ約4mの突堤付き円墳。6世紀後半の築造とみられ、常時見学できる。





- 住所
- 〒861-0554
山鹿市城
- 電話番号
- 0968-43-1145
- アクセス
- 営業時間
- 見学時間:チブサン古墳/山鹿市立博物館開館日の10:00~・14:00~(1日2回)、オブサン古墳/常時
- 定休日
- 月曜、祝休日の翌日、年末年始
- 電話先
- 山鹿市立博物館