久留米藩の御用窯であった星野焼を再興した陶芸家が営む窯
自然に囲まれた星野村の山中にある「星野焼 源太窯」。星野焼は筑後地方のお茶の栽培とともに始まり、約300年の歴史を持つ伝統の焼物。しかし明治時代中期には、一旦途絶えてしまう。そんな星野焼を復興しようと、1969年、小石原で陶工をしていた山本源太が居を移して開窯。お茶を注ぐと陽の光を受け金色に輝くという幻の「夕日焼」の再現にも成功し、古民家を移築したという昔ながらの工房で、実直に作品を作り続けている。手に取ってみると自然の温もりが感じられる心癒される作品を、手に取ってみて欲しい。