米作りで栄えた地域性が日本遺産に認定
熊本県北部を流れる菊池川水系の本流で一級河川。菊池川流域の4市町(玉名市・山鹿市・菊池市・和水町)が協力して「二千年にわたる米作り」をテーマにストーリーを作成し、2017年に「菊池川流域」が日本遺産に認定された。日本遺産とは、文化庁が2015年から始めた取り組みで、地域の歴史的魅力や特色、文化や伝統を、有形・無形の文化財群として一連の物語にまとめて国内外に発信するもの。菊池川流域は、弥生時代から伝わる米作りにまつわる歴史や独自に発展した文化がまとめられており、「古代から現代までの日本の米作り文化の縮図であり、米作りがもたらした独自の芸能・食文化に出会える稀有な場所」と記されている。




