その由緒から美肌の神様とも称される
山鹿の奥座敷と呼ばれ、美肌の湯としても知られる平山温泉。「平山阿蘇神社」は、阿蘇大明神が拓いた地から湧き出た熱い湯を浴びると皮膚病がたちどころに治った、との開湯伝説にまつわる神社で、阿蘇大明神に感謝の意を込めて創建されたといわれている。境内には、楼門や拝殿、本殿があり、そのいずれにも美麗な彫刻が施されている。彫刻のなかには、そのあまりに生き生きとした姿のために命が宿り、夜な夜な川に飲みにあらわれるようになった為、村人が彫刻を杭で止めて動かないようにしたと伝わるものも。明治41年に白髪神社と合祀され、白髪神社の祭神が相撲の神・野見宿禰であることから、毎年9月15日に豊作祈願の奉納相撲が行われている。